ホワイトデートは、バレンタインにチョコをもらった男性が、そのお返しとしてキャンデー・マシュマロ・ホワイトチョコレートなどのプレゼントを女性へ贈る日本独特の習慣のようです。

ホワイトデーとう習慣、欧米では見られないそうですね。日本でバレンタインという習慣が定着するにつれて、そのお返しをするという風潮がうまれ、この動きを販売促進に繋げて日本独特のホワイトデーが出来上がったようですが、このホワイトデーの３月１４日という日には、全く根拠がないわけでもないようです

『 全飴協は、ホワイトデーを3月14日に定めた理由は、269年2月14日、兵士の自由結婚禁止政策に背いて結婚しようとした男女を救うためにウァレンティヌス司祭は殉教したが、その1か月後の3月14日、その2人が改めて永遠の愛を誓い合ったと言われていることに由来する、としているが、もちろんこの説に史実性は無い。 』(ホワイトデー　日本語版 Wikipediaより)

以上のように日本で始まったホワイトデーですが、台湾などアジアの国でも取り入れられている模様。それに加え、このホワイトデーの動きを色々発展させた日もあるようですので、ご興味のある方はこちらからご覧になってみてください　⇒　ホワイトデー　日本語版 Wikipediaより

最近ではホワイトデーやバレンタインなど、プレゼントを習慣的に行うことへの反感からか、バレンタインを欧米で行われている本来の意味の『 愛の誓いの日 』に戻そうという動きがあるようですが、そうなるとホワイトデーはどうなるんでしょうね？

まあ、そうなったらホワイトデーも『 愛の誓いの日 』にして、ホワイトデーも余分に楽しんでしまってはどうかと思います。企業の消費喚起も含め、全てを楽しめるようになれば、もっと人生は豊かになるのではないでしょうか？

ホワイトデーの前後は当店にも沢山男性の方が買いに来られます。ホワイトデーの定番と言えば、店売りではいちごの大福ですね。３月の半ばホワイトデーが近づけば普段余り見かけない男性の方のご来店が多くなり、いちごの大福を大量に買っていかれます。そのほかにも、ホワイトデーに和菓子を使う方はちらほらいらっしゃいます。そういうことで、昨年くらいから当店でもホワイトデー用のお菓子を少しずつ作っているのですが、今回も何品か用意いたしました。

その１つが笑小巻。この商品、もともと女性に人気のある商品。それに今回バレンタイン・ホワイトデー用にハートを付けました。遊び心がいっぱいの和菓子ですので、ちょっとしたホワイトデーのお返しには最適だと思います。

笑小巻（えみこまき）は、津和野名物の源氏巻を一口サイズにカットして、可愛らしい焼印を押したものです。いつもの笑小巻は出産などの内祝によく使っていただいております。原材料も、北海道・十勝は芽室農協の小豆、九州の山笠小麦粉を使っています。

国産の原材料が全て安全というわけではありませんが、生産者や問屋さんの顔が見え、その人たちの人柄が分かるところから、原材料をなるべく仕入れるようにしています。

小豆は北海道ならば、十勝の芽室農協が出荷する 『 雅 』 という小豆を使います。これは、源氏巻などのこし餡になることが多いのですが、たまにつぶ餡などでも使います。備中岡山産の小豆は、赤小豆。鯉の里の原材料になります。丹波の大納言は皮が比較的薄く味が良いのでつぶ餡にすることが多いですね。

小麦粉も九州で採れる香梅や山笠といったものを使っています。国内産が全て安全だとは言い切れませんが、なるべく信頼の置ける問屋さんや、顔の見える生産者の方から仕入れるようにしています。